切ない、タイにトルコ
震災が続いている今年。この数日だけでも、タイの大洪水、そしてトルコの大地震。東北の方々と文を交わすだけでも、普通に暮らしている自分が申し訳なくなるのに。普通に使っている「お徳用パック」の紅茶を詰め物にいれただけでも、「毎朝、紅茶のおかげで暖がとれます」と感謝される。なにか、このままでいいのか、と思ってしまう毎日ですが、そこへお世話になったタイの苦境が毎日伝えられ、チャオプラヤ川岸のシーフードレストランや、水上マーケット、タイの文化村、みんな、大丈夫なのか、と思いを馳せてしまいます。下のふたつは、タイで買ったお香セットと現地で知り合ったひとたちが「お別れに」プレゼントしてくれたジムトンプソンやら、現地の織物のストールやらです。たった1週間でこんなに仲良くなる、親切すぎる国民に、どうしてこんなつらいことが起きるのか、と毎日切ないですね。いまのところ、タイへの支援、民間からはチャンネルが比較的少なくて、ファミマやセブンイレブンでの募金や楽天銀行の洪水支援募金などが気軽にできる方法でしょうか。http://www.rakuten-bank.co.jp/company/contribution/111014/【楽天銀行へ】そして、うちでも使っているトルコ絨毯。これはわたしが自分で支払った中では高価なほうなのですが(笑)、織っている本人を見てしまったからなぁ・・・トルコも本当に素敵な国!こんなにコロンヤ(レモンコロン)を買い込んだり、いまでも数年前のトルコ旅行が生活の中に生きているほど、印象的な国なのに、そこのひとたちがいまもなお、がれきの下で苦しんでいると思うと・・・。こちらはまだ初動すら民間から起こっていないようなので、わたしはさっそくトルコへ医療支援に行っているAMDA(岡山に本部を置く、医療支援のNGO)に送金させていただくことにしました。http://amda.or.jp/ 【AMDAへ】トルコは今回の東日本大震災、そして和歌山・奈良の豪雨にも支援をしてくれています。さかのぼれば、イラン・イラク戦争の邦人避難をトルコ航空で支援してくれたところも、忘れることはできません。なによりも、あの人懐っこくて、演歌調で、涙もろくて、ナンパ好きな、あのトルコの人たちが、前を向いてくれるよう、励ましていきたいと思っています。(追記)和歌山県庁・串本町がトルコへの義捐金を募っています。紀陽銀行への振込みになります。くわしくは和歌山県庁のHPへhttp://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/022100/turkiye/zisin.html
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