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毎日が向上中!

Ania2 なんだかスーパーのチラシみたいですが、ひさびさにポーランド人学生のAちゃんが訪ねてきてくれました。すっかり夏バージョン♪

東京に野球部の応援に行ったり、大阪や神戸にも遊びに行ったり、とエネルギッシュに日本ライフを楽しんでいるようです。でも、広島にはクラブが少ない・・・100万都市なのに、と言うので、「そうねぇ、昔はジュリアナブームってのがあってね・・・」と遠い眼をして語るわたしなのでした。それはさておき、自分のいる位置によって、歴史認識は変わっていく、みたいな話になって、ポーランドが社会主義国だった時代のお母様やおばあ様のエピソードを聞くと、もう、これは涙なくしては聞けないというか・・・。たとえば、たった15分で国境を越えられるチェコに行くためのビザを申請しても、半年は待たなくてはいけなかったこと。それも、毎週水曜に、ある公園で「今週ビザを発給する人は・・・」というアナウンスを聞くために、決められた時間に行かねばならず、名前を呼ばれたときにその場にいなければ、また申請しなおさなければならなかったり。また、当時は経済は統制されていたので、みんな同じものを配給され、ぜいたく品は庶民には手に入らなかった時代。お母さまはお仕事でチェコにやっと行けたので、かの地でストッキングを5足、こっそり買ったものの、新品を持って入ると密輸(!)になるので、足に5足分重ねばきして帰国し、無事、おばあさまやおねえさまたちに配ったそうな。

第二次世界大戦のときに若者だったおじい様も、ドイツ軍に兵隊にとられ、インドネシアなどの前線に回され、負傷。最前線にたたなくてすむように、と足の傷口にわざと化膿するようなものを塗り込み、「ただの足の傷なのに8か月も回復しないなんて」と周りに不思議がられながら、病院暮らしを送っていたのだとか。結局は、また前線に送られ、終戦後は「ドイツ軍人」として、収容所に送られたそうな。「そもそも、ポーランドをドイツから解放しようとして戦ってくれたアメリカ軍と、『ドイツ軍人』の一派として戦わなければならなかったとは矛盾してますよね」と彼女。やはり、諸国が並び立つヨーロッパに生を受けるだけで、さまざまな歴史の軋轢の結果は自分の生育環境と切り離せないもののようです。

といろいろとお話が展開していくわけですが、来週は2年ゼミ生が彼女に日本文化を紹介する番です。納豆もこんにゃくも、箸を使うのも大好きな彼女。新しい日本と出会うことができるのでしょうか?楽しみ~♪

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受信: 2008年7月 7日 (月) 09時58分

コメント

うーん、実に興味深いお話。次回は、ぜひ、呼んでください。
1つ、疑問ですが、ドイツ軍がインドネシアに派遣されたというのは、違うような・・・。
ドイツ軍がヨーロッパを超えて展開したのは、北アフリカくらいだと思うのだけど。

投稿 バロウズ | 2008年7月 4日 (金) 08時20分

バロウズさん おはようございます。

うう~ん、インドネシアと2回ほど言ってましたが…聞き違いではないと思うのですが。インド?まさか?

アフリカにも送られた、とは言ってました。いずれにせよ、海外での前線に送られたおじいさま(87歳)と、ポーランドでドイツ軍に蹂躙されたおばあさま(86歳)両方がご健在で、しかもおじいさまは「ドイツ軍…の個人個人は悪い人たちではなかった。食料をとりあげられた、ポーランド人軍民のために、こっそり食べ物をくれたり、疾病兵としての自分に、心配りをしてくれるドイツ軍人もいた。悪いのは戦争そのものだ」とおっしゃり、「ドイツ?もう名前も聞きたくないわ!」と感情的になるおばあさまと、やはり個人個人の体験により、のちの印象も変わるのですねぇ、とか、話していました。ちなみに「日本語は上達したの?」と聞いたら「毎日、留学生仲間と新しいものを見聞きする、そちらの時間を大切にするあまり、あんまり・・・・ポーランドに帰ったら、日本語のクラスを取ります」。

日本で英語が上達し、母国で時間をとって日本語を勉強する、これもアイロニーですねぇ。

投稿 7号館の管理人 | 2008年7月 4日 (金) 08時51分

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